我が家のシンボルツリーのアメリカフウ。
前の家から一緒に引っ越してきたアメリカフウ。
夏はデッキの上に広くて心地よい木陰を作ってくれ、
秋は緑から黄色、そして赤、と、多彩に変化する紅葉で楽しませてくれ、
我が家にとっては大切な木だったのですが、
2年前に太陽光発電を設置してから、アメリカフウにとって受難の日々が始まりました。
高さ10数メートルにまで伸びてたので屋根の太陽光パネルに陰を作ってしまい、
そのために一昨年の9月、私達によって3分の2くらいの高さにまでばっさり切られてしまったのです。
かわいそうでしたが、「これで当分、屋根に陰の心配はしなくていいな」と安心していたのですが、
僅か2年の間に、切った箇所から枝が数本、ぐんぐんまっすぐ伸びて伸びて、
なんと、切る前と同じ高さ、いや、前より高くなったような感じになりました。
本当なら落葉後の12月頃にするのが、木にとってはいいのですが、
このままにしておくともうじき屋根に陰を作ってしまうので、
仕方なく、またまた切ることに。
初めは最上部のまっすぐ伸びた数本の枝だけ切るつもりでしたが、
それだとバランスが悪くなるので、全体の枝も切ることに。
しかもまたまた、枝の先だけ切るつもりが、切っていくうちに、
「ここもあそこも」「この枝、根元から」ということになっていき、
気がつけば、つんつるてんに近い状態になってしまいました。
中央の木がアメリカフウです。
道に広がっているのは伐採(剪定というより伐採に近い)した枝葉です。
それにしても植物の生命力はすごいですよねぇ。
やられたらすぐ元の姿に戻ろうとするのですから。
我が家の精神力軟弱な犬達、この逞しさを少しは見習ってほしいものです。
と言いつつ、ここまでバッサリやられて、無事に再生してくれるといいのですが。